雀色時の記録

鑑賞・創作の覚書きです※後日、加筆・修正あり!

”創作”意欲

文章を読んだり、勉強をしたり…。
頭を使うと、体力的な意味とは違うところで疲労が溜まります。
そうすると、もう、完全に”煮詰まった”状態になって、
「誰かとしゃべりたいなー」ってなるのですが。。
いかんせん、一人暮らしなのでそういう訳にもいかず。
 
そんな時に私が没頭できるのが、
料理です。
何も考えずに無心で野菜を切る!
ぼけ~っと煮込む(今はIHだからいいけど、
昔、ぼけっとしすぎて袖を燃やした経験あり)。
バランス感覚重視で味付けをする。
そんなことをしているうちに、
何かが完成していくのが分かる過程は単純に楽しいです。
 
昨夜は、トマトと揚げナスのパスタソースを煮込みました。
これだけできれば軽く5日分は取れそうですね。
半分は冷凍しました。
 
新作パンにも挑戦したいなぁ。
 

f:id:haruno20151221:20160531094611j:plain

トマトソースと、最近お気に入りになったタリーズ

Pride and Prejudice

2005年公開
 
学生時代、ジェーン・オースティンの小説を題材に、
卒論を書きました。指導教官からのコメントは…だったし、
今思い返すと、意味不明な英文をつらつらと(恥ずかしげもなく!)
書いていたものだから、まぁ、先生も困ったことでしょう(思想的に合わなかったのも一理ある、、けど、それ以上に語学力の問題だね!)。
 
そんな苦い思い出もある、彼女の作品ですが。
小説では、当時の様子(主に結婚・女性観)をたっぷりのシニカルを込めて描かれています。
(そういうのが”大好きな”)私にとっては、未だに好きな物語で、やっぱり学生時代に選んでおいて良かったなぁと実感しています。
 
改めて観ると、映画版、本当に素敵でした!
まず、舞台となったイギリスの田園風景で、
時がゆったり流れるのを、映画の中だけでも感じられます。
(勿論、物語はアップテンポに進みます。)
そして、リジー(エリザベス)を演じたキーラ・ナイトレイが美しすぎて、
萌えました。リジーの知的さと、いたずらっぽい笑顔、当時でも男性に
物怖じせず接する態度が本当に素晴らしく演技されていて!
 
当時、ゼミで使った原書を少しずつ読み返していますが、
やはりいいですね。うわ~!
 
***
 

f:id:haruno20151221:20160527095440j:plain

手作りパン、改良第2弾!

注:大きさがまちまちなのは、大雑把な私の性格によるもの。

”自分のため”に作るたのしさ

f:id:haruno20151221:20160524111230j:plain

昨夜は、かるい熱中症により、大変でした。

あれにはもう二度とかかりたくない…。

原因は分かっています。

真夏日の炎天下の元、帽子も被らず自転車で爆走。

・熱い温度のお風呂で長湯。

気を付けましょう!

 

昨日はかぼちゃのポタージュ(写真左奥)、今朝はパンを焼きました。

もともとは人のために料理やお菓子を作るのが好きな私ですが、

ここにきて、”自分用”もいいもんだなぁと。

パンはまだ初心者なので、これから気が向いたらまた焼こう(^^♪

再考・リップヴァンウィンクルの花嫁

覚書です(もう、この作品にのめり込みすぎです)。
 
・タイトルについて
リップヴァンウィンクル(真白)、花嫁(七海)
時空を超えた海外版”浦島太郎”→新宿で突如姿を消し、
時間を置いて、”偶然にも”再開する真白と七海。
 
・アプリがあるにも関わらず、道(方向感覚)に迷う七海
自分自身の精神的不安定さの象徴。その上で安室に電話(他力的)。
 
・職業人”何でも屋”の安室について
ビジネスな場面(金銭的つながり)、
プライベートな場面(金銭的な意味合なし)が見え隠れする。
 
・2匹別々のベタを一つのグラスで一緒にしない安室
一緒にすると共食いを始める(ベタの習性)、
どちらか一方(安室)が一方(七海)を支配する関係に抵抗。
 
・七海が代理出席した結婚式にて、(重婚の)新郎に対する所感。
どこまでも相手の立場に立つ七海。
 
・真白の幸せの限界「この世界はさ、ほんとは幸せだらけなんだよ。」
今ある自分の立場(癌による死が近い。最下層)からの実感。
 
・七海の精神的成長が分かる一言
「(真白に対して)自分をもっと大切にして下さい。」
「(生徒に対して)東京に来てみない?」
ネット上のみならず、現実界でも本音が言えるようになった七海。

耳をすませば

発作的に見たくなって、年に数回は見る"耳すま"。前回見たのは、確か去年の12月。。深夜に友人と見たのが最後だったはず。

午前中に鑑賞し、浸りました。やっぱりいいです。何がって、雫の天然っぷり、図書館大好き、仲良しの夕子ちゃん(カワイイ!)、、挙げ出すと切りがなくって。と言うか、全部いいです!

今日の鑑賞で気が付いたのは、雫と聖司君がお互いに想い合う存在であり、常に"対等"なのが、この物語の一貫したいいところなんだと(私的に)。それが一番分かりやすく出ているのが、ラスト辺りの、自転車のシーンですよね。雫の「お荷物になんてなりたくない!私も役に立ちたいの!」に対して、聖司君の「わかった!頼む!」このやりとり、もう、素晴らしいです。

2人とも、目標に向かって邁進していて、聖司君なんて、自分のに一生懸命になりすぎて、お爺ちゃんに聞くまで、雫の頑張りに気が付かないくらいだし(笑)

そして、私が大好きなフレーズに、雫のお父さんの「戦士の休息だな。」があるのですが、まさに、今日の午後、"戦士の休息"をしました。どっと出た疲れ?により、急激に眠くなり、死んだように爆睡しました。おかげで、ここ最近で一番のリフレッシュとなりました(^。^)

何度見ても、新たな感想を持てる"耳すま"。次はどんなポイントに注目して、鑑賞出来るかな♪

Love Letter

岩井俊二監督作品
1995年公開

 

婚約者を事故で亡くした主人公・博子の、ちょっとした”いたずら”から始まる物語。

(私的)キーワード
小樽市
・(北海道の)大雪の日
・初恋(中学時代)
・図書委員&図書室という空間
・同姓同名
・”秋葉さん”という人物
・パパ
・祖父と、その娘(自分の母親)
・文通(ペンフレンドという言葉)
・死を受け入れて生きるということ

 

博子も樹(容姿がそっくり)も、文通を通じ、
それぞれの向き合わなければいけない現実(大切な人の死)を
乗り越えている。周りも手助けするが、最後は”自分の力”で。

樹が高熱で運ばれる日の、突然の大雪の小樽。
雪って、美しくて、好き!っていう人は多いと思うけど、
(もちろん私も!)こういう日の雪は凶器。
風の加わる吹雪ともなれば、視界も、音も遮断される。
そんな状況での、樹の祖父の決断。

色んな側面から、”強さ”を感じる物語だと思う。
それでも、恋愛映画らしく”うっとり”できるのは、
中学生のピュアな恋心、秋葉さんの博子を想う気持ちと行動、
大人になって、今更気が付く樹からの”ラブレター”。
そして、どこか懐かしさを感じる音楽が効いたのだと思います。

 

f:id:haruno20151221:20160515143402j:plain

蔦屋書店なう。新しいフラペチーノ(メロン)

美味しすぎて、お代わりしたいレベル(-^〇^-) 

幸せのひととき

 

f:id:haruno20151221:20160512191128j:image

 
昨日、妹と食べた星野珈琲のホットケーキ(#^.^#)幸せでした〜。ファストファッションを数点買い物して、おいしいものを食べて、"熱く"語る。これだけで、、と言うか、これが!いいんですよね。心が充たされます。
 
渋谷は、いつ行っても人でいっぱいで。人を避けて通るのが苦手な私には、"少しだけ"疲れる街なのだけど。。昨日は初めて、心地よい疲労と感じられました。
 
明日、向かいます。