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雀色時の記録

鑑賞・創作の覚書きです※後日、加筆・修正あり!

ぼくの小鳥ちゃん

江國香織

1997年初版

 

 段ボールに詰めながら、つい読み返してしまう本たちがあります。特に、江國さんの著作はぜんぶと言っていいくらいに大好きなので、止まりませんね。私が「冷静と~」に並んでお気に入りなのが、「ぼくの小鳥ちゃん」です。群れから離れてしまった、小鳥ちゃん(本当に小さな可愛い小鳥)が、”ぼく”の家に勝手に住み、”ぼく”と”ガールフレンド”の生活に介入しまくるという、これが小鳥じゃなかったら(人だったら)一大事(?)な物語です。

 

 小鳥ちゃん、買い物は押し付けるし、こだわり強すぎだし、おまけに”ガールフレンド”(とってもいい子)に嫉妬するし…。ちょっぴり迷惑な存在なんだけど、その存在が愛しくて、大事なものに思えてくる”ぼく”。わがまま放題の小鳥ちゃんは、群れから離れてたった一羽で、本当は心細いのに、強がりを言って…。本当は”誰か”に甘えたかったんだろうなぁ。そんな淡くて少し切ないやりとりが、江國さんの世界観によって、美しく、繊細なまでに丹念に描かれているので、私の頭の中では完全に映像化されている気がします。挿絵がとても素敵(文章に凄く合っている!と思う)というのも大きいです。

 

 そして、読了後は”いつも”、ラム酒のかかったアイスクリームが食べたくなるんですよね!小鳥ちゃんの大好物なんです(^^♪これから出かけるから、バニラアイス買って、ラム酒(確かあったはず)かけよ~。

 

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近所で満開~(*'‐'*) 

【追記】う、、ラム酒って、お酒(しかも結構強い。。)だった。。酔った、、クラクラする。。